そこにオフィシャルの方がいらっしいました。
どうやら天候の都合により、決勝レースの時間を早めるようです。
そのことについて、全チームに了承をとりにまわってくれていました。ご苦労様です。。
お昼を食べている間にMugenくんの雨対策を。
兵藤さんが配線の雨対策をしてくれています。
おにぎり片手に横で作業を眺めます。
兵藤さん"尾藤君ていつもどうしてたっけ…?"
とちょっと考えてます。
ソーラーカーの決勝レースが行われていたのでピットから観戦します。
"この天気だと大変だろうなぁ…エネルギー…"
"Mugenくんと違ってソーラーカーは横幅が広いからなぁ。。コース狭そうだな…"
しかし、幅が違えど車両!せっかくなのでラインどりをお勉強?
ふむふむ。。。
Mugenくんの準備も整ったので、あとは決勝レース開始時刻を待つのみとなりました。
雨がパラついてきたので車両が雨にぬれないよう、屋根のあるピット内へと運びます。
アッパーは置き場所がなかったので、ブルーシートをかぶせられてピットの後ろ側に置かれます。
スクリーンが曇らないようにイスを使ってそこあげ。
決勝レースは14:00からとなっています。
ソーラーカーが終了してから決勝レーススタートまでの時間が短いので、準備万端で待ち構えます。
ソーラーカーの決勝レースが終了したので、さっそくMugenくんをグリッドへと運びます。
人手が足らなかったので、皆さんにお願いして手伝ってもらいました。
車両を運ぶ途中、ちょっとしたトラブルがありましたが、怪我がなくてなによりです。
もちろんMugenくんもね。
他のチームもぞくぞくとグリッドインしていきます。
スタート直前まで車両がぬれることがないようにと、ここでもブルーシートが活躍です。
いつもはプリチャージしてから車両に乗り込みますが、今回は時間がないのでまず車両に乗り込みます。
それからプリチャージ。それと並行して、そのほかの準備も行っていきます。
今回、尾藤さんがこられなかったため、プリチャージは兵藤さんの担当となっています。
中村さんに見守られながら少しあせった様子。。時間は刻々と迫っていきます。
・・・・・・問題発生!??
兵藤さんがシバかれてる…??
スタートまで残り5分。
足にタオルを巻いて、水鉄砲を受け取ります。
スタートまで残り3分。
最終確認をし、なんとか準備が間に合いました。
メンバーはコース外へ。他チームもバタバタとコース外へと移動していきます。
14:00。決勝レーススタート!
走り出して直ぐ、スクリーンが曇りだしました。
"早!!"
その後もスクリーンはどんどん曇っていきます。
レースはまだ始まったばかりなのですが、すでにスクリーンの曇りと必死に格闘。
あまりの視界の悪さにモーターボリュームをフルにできずに走行しています。
なんとか…なんとか練習通りストレートではボリュームをフルにして走りたい!
走りたいんだけど……。。
コーナー手前でボリュームを戻すという操作が難しい。。。
コースを見るのに必死でそこまで気が回りません。
兵藤さん"速度遅いけどなにかあった?"
"視界が悪くて・・・まだモーターボリュームをフルにしてません。。"
兵藤さん"じゃあフルにしたら教えてね。"
相変わらずスクリーンは真っ白。
どうやら車両自体に施した曇り対策もうまく機能していないみたいです。。
一周するごとにもがき苦しみながら、足のタオルでスクリーンの曇りをとります。
コーナー手前で余裕ないけど、ストレートでも余裕がない!!
○○○○をピットに伝えたいけど…足のタオルでスクリーンを拭くので精一杯!
コーナーのあるところでは足も指も動かす余裕ないし。。
ストレートでも足しか動かす余裕ないし。。
いつも雨天には大活躍の水鉄砲も、使う人間に余裕がないためほとんど使われません。。
とにかくひたすら足!!
しかし頼りのタオルが片方、すでに足から剥がれかけてます!
"ちょっと〜〜〜〜!!困るよぉ〜〜〜!!"
剥がれかけている方を極力使わず、片足で頑張ります。
なんとかスクリーンの曇りをとって、近くに車両がいないのが確認できたらすかさず○○○○を連絡。
コントロールライン手前のストレートでしか数値を確認できません。。
前方を走行していたはずのつばさ52号がコースアウトしていました。
"え!??52号が…!どうしたんだろう…"
不安。。。
相変わらずスクリーンは曇りっぱなしだし。。。
見えにくい視界のなか、MONO-Xに追い抜かれたのを確認。
"目立つなぁ。。"
いまだモーターボリュームをフルにできずに走行しているMugenくんを難なく抜いていきました。
"どうしよう…ついていっちゃおうかな…"
Mugenくんより速いペースで走行しているMONO-X。
Mugenくんより安定して走ってそう。。目立つし。。
………・・・・・………
"やめた。"
無理!危ないし。自分のペースでいこう。。
兵藤さん"スクリーンの曇りはどう?まだひどい?"
"はい。相変わらずひどいです。。"
"タオルで拭いてもすぐに曇っちゃいます。"
コントロールラインを超えた第一コーナーで車両と接触!
"ぶつかっちゃった!"
兵藤さん"後ろから来てるの確認できなかった?"
"ごめんなさい。確認できてませんでした。。"
いよいよ危なっかしくなってきましたが、ピットから情報をもらいながら何とか走行しています。
ピットからは、コースの状況や他車両との距離といった情報が送られてきます。
ストレートで前方がフリーときけばちょっとだけちからを抜いて。
他車両との距離が短い場合は曇ったスクリーンの先を睨む。。
何とか見える範囲でがんばります!
あとはコース脇に置かれているパイロンや看板、タイヤなどにすがるしかありません。。
とにかく一瞬でも確認できたものの位置を覚え、"ここ!"と決める。
その点をつたって走行。。
そんな中、進角の指示がきました。
兵藤さん"進角3にまであげて。"
"ごめんなさい!まだボリュームフルに出来てません!!"
兵藤さん"わかった。自分のペースで走って。"
兵藤さん"で、あげれたらペースあげてってね。"
"はい。わかりました。"
視界はいまだに悪いものの、時間がたつにつれてバッテリーが減ってきたのか、コースに慣れてきたのか。。
やっとボリュームをフルに入れることが出来ました。
決勝レース時間の半分がすでに経過。
進角も一周するごとに"3"に向けてあげていきます。
しかし。。
進角を"2"にあげたところで次の指示が。。
兵藤さん"ごめん。進角0に戻してくれる。"
"?はい。"
進角を"0"に戻して走行。
どうやら雨が弱まったらしく、スクリーンの曇りがとれてきました。
停止車両が続出していたみたいです。。
"どうりで・・・さすがに少なすぎると思った・・・このまま雨止んでくれるといいなぁ。。
兵藤さん"つばさ52号が行ったからね。"
"は〜い。"
Mugenくんの前には車両が2台います。
"外側によけてた方がいいかな。"
とちょっとコースのアウトよりを走行。
"あ、きた。"
つばさ52号を確認。すでに横に並び、そのまま通過すると思われたのですが・・・
なんと!"ガーーーー"という音をたててつばさ52号が目の前でスピン!
"うそっ!!?"
"52号が!52号が!!"
・・・・・・そうじゃなくて!
あまりのことに一瞬慌てふためいてしまったものの、そんな場合じゃありません!!
ちゃんと集中しないと!
一度は回復するかと期待された天気ですが、再び雨が強く降り始めました。
"なんか・・・・・・いままでよりひどくない・・・??"
レース終盤となり、ピットから浪越の指示が。
けれど今の走行速度で精一杯で、コースアウトすることを恐れて速度を上げることが出来ません。。
"ごめんなさい!無理です!!"
兵藤さん"わかった。"
そしていよいよ視界は真っ白に。
なんとか横の隅がみえるぐらい。
拭いても拭いてもすぐに真っ白くなってしまいます。
そしてここでなんと命綱のタオルが!!
"命綱が!!命綱のタオルが!!!"
兵藤さん"なに??"
"タオルが両方ともとれたぁーーーー!!!"
ぎゃーぎゃー騒ぎたてるドライバー。
いや、でもホントにドライバーにとっては一大事!
"レース終了まであと何分!?"
兵藤さん"10分。"
"10分。。"
とにかく早く10分が経過してくれるのを祈るばかり。。
"はやく〜はやく〜〜。"
残り時間はあと2分。
時間内にもう一度コントロールラインは切れないね。。
そして決勝レース終了!
確か、コントロールラインを超えたらピットレーンを通って車検場前まで行けばいいんだったよね。
と思って、走っていたら。
コース上、Mugenくんの目の前に人の足が!
"!!??なに!??"
危うくぶつかるところでした。。。
兵藤さん"見えないの!??"
兵藤さん"ちゃんとオフィシャルの人の指示に従って!"
だそうなのでオフィシャルの方に導いてもらって車検場前へと移動。
コースをショートカットして車検場へ。
車両からだしてもらって開放を待ちます。
今回もカッパを着用していたのですが、なにが悪かったのかカッパの中に水が入ってぐしょぐしょ。。
カッパは毎回の事ながら泥だらけ。
"ちょっと気持ち悪い・・・"
体重測定をしたドライバーから開放となり、とにかくまずはピットへ。
あまりに酷い格好だったため、"早く着替えておいで"と言葉をもらい、早速お着替え。
ピットに戻ったら車両も開放され、片づけが開始されていました。
順位も発表され、Mugenくんは2位だって。
そして表彰式。
2位のT-Worksは銀色の地球儀のトロフィーと、副賞にバーベキューセットを頂きました!
"今度みんなでバーベキューしようか!"なんて提案も出て、今回のレースはこれにて終了。
最後に。
皆様お疲れ様でした。
今回、2位という好成績を収められたことをとてもうれしく思います。
個人的にいろいろと反省しなければならないことはありましたが、
無事に1時間レースを走りきることができました。
これも皆様のご協力があってのことと、本当に感謝しています。
ありがとうございました!
そしてこれからもよろしくお願いします!!
|
|